テーマ:人形制作

本物

平成28年、帝国ホテルでのイベント3日目最終日です。 朝10時から夜9時30分までの長時間勤務。 座り仕事は30年以上続けている日常なのですが、身体への負担を感じてしまう今日この頃です。 「本物」とは? 伝統工芸と言われる仕事をしていると、何かと使われるキーワード。 お人形の「本物」とは何なのか? …
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夜業

肌寒い日が続いています。 そろそろヒーターが必要かな? さて今週末の10月31日土曜日から東京浅草橋 吉徳本店で「にんぎょう うらら展」の開催です。 人形制作も追い込み。 あれやこれや、糊の乾く都合などもあってこんな時間に夜業中です。 制作作業最終段階、髪の毛を着けています。 今頃?と…
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それでも!

東京ソラマチ5階 すみだ まち処「技人処」で市松人形の制作実演が始まりました。 外は台風18号の影響で大雨、、 そんな状況、賑わっているとは言えませんがお客様はいるのです! スカイツリー展望台には上がれない様子ですが、その分を此処すみだ まち処で楽しんで頂けたら良いなぁ! 機動戦士ガンダム…
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何となく材料 Part 2

まち処 木曜日の夕刻、お客様も少なくなってきました。 昨日の投稿に続いて、何となく人形材料のお話し。 さて、いろいろな意味で人の興味を引く人形髪の毛。 材質は「人毛」、そう文字の通り人の髪の毛です。 上束の色は、まっ黒。 下束の色は、若干茶色。 ※良く聞かれる質問「誰の毛?」 分…
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何となく材料

技人処です。 今回の市松人形製作実演&販売では、作業工程の都合で色々な材料を持ち込んできましたので、何となく写真を撮って紹介しよかな?と思い付きました! 現代技法と区別して、伝統的技法&材料と表現する事の多い特長的な3種類から! 写真右上から、桐木材の大鋸屑(おがくず)。 中央、貝殻粉末の胡粉(ごふん)。 左下…
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焼鳥屋さんじゃないよ!?

技人処、月曜日です。 技人処の様な場所での市松人形製作実演では、塗り作業以外の工程なら何でも行います。 その時々、作業途中の工程を持ち込みます。 今回は途中工程で残しておいた、四つの頭の面相から髪付け作業、そして身体の組み立てです。 昨日は身体の組み立て作業中、腕を繋ぐ布の中に綿を入れている時でした。 写真…
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和装塾

昨日、浅草の下駄屋「辻屋 本店」さん主催の「第八回 和装塾」に講師として参加してきました。 会場は浅草西会館2階、参加者の皆さんで隙間の無い状態でした。 まずは主催者の辻屋さんご主人による履物のお話し。 自分の事で頭がいっぱいで写真を撮るのを忘れてしまいました、、、 そして三浦孝之さんによる錺簪(かざりかんざし)…
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昔の顔?

百貨店の催しには様々な人が来場されます。 食品を目当ての方、実用品を目当ての方。 お人形への興味も様々です。 「昔の子、懐かしい表情ですね。」 「現代的な表情ですね。」 それぞれの印象でお言葉をいただきます。 皆さまが興味を持ってお人形を見た印象を伝えて下さるので、楽しんでいただけている事を素…
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包装

お人形をお買い上げ頂いたときには、適したサイズの箱に入れてお渡しします。 写真のように、お着物の袖などがシワにならないように注意して、薄紙をフンワリと丸めて隙間を埋めます。 この方法が、基本的なのですが。 過去には、、、 「箱は邪魔になるから要りません。」 「箱に閉じ込めるのが可哀想。」 「車…
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春日部生まれ、午後。

平穏な午後。 静かに着付けが出来ました。 似合っていますか? 花咲くいろは 1 [Blu-ray]ポニーキャニオン 2011-07-20 Amazonアソシエイト by 大人の桜旅 2011―一度は見に行きたい日本の桜名所&名桜650景 さくら色に染まる日本の春を旅する (NEW…
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春日部生まれ、午前。

今日は2着の着物が出来上がったので、持ってきました。 まずは1着、着付け完了。 2色の布を合わせて、ちょいと風変わり。 2着目は、午後にゆっくり着付けますかね。 DVDで着物の手ほどき 着付けと帯結び成美堂出版 着物屋くるり Amazonアソシエイト by 一人で着るデイリ…
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着付け中。

女性の興味深い、市松人形の着付け。 そごう横浜店の時には、大勢の人に囲まれながらの着付け作業でした。 ご質問にも答えながら、賑やかな時間。 一本の長い帯を結んで着せる基本的な着付けにも驚きと感心を頂き、気分も上々! ところが、、、 今は、、、 誰も見ていません、、、 う~ん、、、 …
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原因?

そごう横浜店「江戸・TOKYOの味と技」展、最終日となりました。 個人的には、13日から春日部での催しが始まりますので折り返し日。 気を引き締めて、体調を崩さないようにしなくては! 「怖~い!」と言われる原因は、この制作工程見本。 まぁ言われても仕方ないですよね。 …
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疲れた~~!

日曜日の食品売り場は賑やかですねぇ~~! 目の前通路を沢山の人が、右へ左へ。 お買い物に付き合わされた子供たちは退屈そうな顔。 ふと、私のブースを見れば製作中のお人形の顔だけがズラリ、、、 「怖~~~い!!」 今日は何十回、聞いたことか、、、 流石に全員に反応していられないので、淡々と制作をしていまし…
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完成!

そごう横浜店「江戸・TOKYOの味と技」展の初日が終わりました。 一時期に比べると、来店のお客様が増えてきたそうです。 私の目の前が食品コーナーなので1日、賑わっていました。 行列の出来ているお店も何店舗かありました。 さて、製作中のお人形は製作実演で組み立てて完成しました。 横浜生まれのハマっ子と…
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散髪

髪の毛を切り揃えます。 この場合「散髪」と言って良いのでしょうか? 前髪を切り、周りの長さを揃えます。 市松人形の典型的な髪型「おかっぱ」です。 このような髪型をしている女の子が「市松人形みたい」と言われるほど認知されていますね。 切り落とした前髪は、次回に下張りで使用しますので無駄にしません。 …
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髪の毛を吹く

髪着け作業、其の2です。 適量の人毛を握り毛先を切り揃えて、温めた濃い膠液をしっかりと塗り着けて頭頂部に貼り着けます。 その髪の毛の束に息を吹きかけて、全体に広げます。 接着剤として使う膠は、温度が下がると硬くなりますので素早い手際が求められます。 この工程を覚え始めた頃は、膠が手に付いてしまいベトベトに…
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髪の毛

頭(かしら)の完成も近づいてきました。 髪着け工程の下張り作業です。 前・側・後頭部の部分に糊でまとめた髪の毛を貼り着けていきます。 素材は、人毛もしくは絹糸。 作業中の写真は人毛を着けているところです。 市松人形の場合は人毛を使う事が多いのですが、幼子や這い子人形のような幼い感じを表現したい時には…
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諦めが肝心

「面相」という工程であり、「化粧」ではありません。 血を通わせてあげる作業です。 頬紅、眉毛、睫毛、唇。 「・・・過ぎない」具合で施すのが難しいところです。 「可愛くなれ」と思えば思うほど、、、 過ぎてしまう作業です。 「もう、ここいらでやめよう!」と手を止める勇気?諦め?が肝心。 …
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上塗り

さて、日本人形独特の質感を出す上塗り作業に入りました。 材料は地塗り中塗りと同じく膠と胡粉と水を混ぜた胡粉液なのですが、粒子の細かい素材を使用します。 そこに顔料を練り合わせ、肌色を調整します。 水分量も多く、薄い状態にして粗い粒子を澱ませて上澄みを塗り重ねます。 回数は塗り上がり次第なのですが、15~20回ぐら…
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修業と修行

水拭き作業の後、「目切り」という重要な工程です。 数種類の彫刻刀を使い、表情を生み出していきます。 6~7年ほど前から、この工程を施す際には出来るだけ「無心」でいられるように心掛けています。 その以前までは。 「こんな表情にしよう!」 「こんな表情はどうだろう?」 彼是考えながら彫刻刀を動かし…
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水拭き

中塗りも終わり、乾燥しました。 今回の塗り上がりは、まずまずといった感じです。 春一番の後、また気温が下がり雨も降りましたが無難に乾燥をしてくれました。 次の工程は「水拭き」です。 水を搾った布や紙やすりを使用して、塗り斑を整えます。 表面を滑らかにするのが目的ですが、頑張り過ぎないように! …
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地塗り・中塗り

春一番が吹いた。 春一番と言えばキャンディーズ。 キャンディーズと言えばミキちゃん。 ミキちゃんと言えば藤村美樹。 お婆ちゃんと同じ名前。(字は違うけど、、) と、たわい無い連想を毎年している。 春ですねぇ、、、、、 久しぶりに窓を開け放して過ごせました。 気分上々!と言いたい所ですが、ニュージーランドのニュ…
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置き上げ

胡粉と膠を混ぜ合わせた濃い液を小筆で塗る「置き上げ」という工程です。 後の工程で瞼(まぶた)、口元など彫刻をする箇所に厚みを作り、鼻筋、顎(あご)、耳などの凸部は全体を塗った時に薄くなりやすいので下処理を施します。 手足も「爪切り」という細部の彫刻をする場合には、置き上げをします。 このような工程の合い…
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言葉

「目入れ」という工程です。 ガラス製の義眼を桐塑生地の凹みに固定します。 接着剤には胡粉(貝の粉)と膠(動物性の糊)を水で溶き、煮詰めて濃くしたものを使用します。 目が入った写真は生々しく感じさせてしまかもしれませんね。 (偶然このブログに入ってしまって不快にさせてしまった方、御免なさい。お許しを。) …
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こくそ

桐塑生地が乾く間の2~3週間。 次の工程には進めないので、旅にでも出掛けよう!! なんて余裕は無いので、、、 事前に抜いていた別の生地で作業は進みます。 余分な部分を削ったり、乾燥の際に出来た歪みや皹を同じ桐塑素材で補正します。 「こくそ」という工程です。 子供の頃から自然と耳…
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生地抜きは体力仕事

基本的な市松人形の場合、1体分の桐塑生地部品は11部品になります。 頭・左右耳・胸・腰・左右手・左右脛・左右足。 私の場合、大きさにも依りますが1日掛けて10~20体分を抜くのが精一杯。 親指を使って押し付けるので力が要ります。 道具を使うことも考えたのですが、微妙な厚みを感じるには素手ではないと上手くいきません…
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試行錯誤

桐塑という生地抜き。 数年前まで、この作業だけは専門の職人さんに原型を預けて委託していました。 何時の頃からなのかは勉強不足で定かではありませんが、私が人形屋に生まれる前から分業化していた製作工程です。 しかし祖父の時代から委託していた生地抜きの職人さんが廃業してしまいました。 他の職人さんに委託もしていたのです…
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ここから始まり

前記事の写真は? 桐木の大鋸屑と糊を混ぜたモノです。 この素材を元にして、市松人形の土台を作ります。 これが桐塑(とうそ)と言う素材です。 正確な文献は見つかっていないそうですが、残されているお人形からこの技法は江戸時代に考案されたと推測されています。 50年程前からは石膏を素材として市松人形を含め…
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製作中は?

昨晩は東京に雪が降りました。 前記事でお伝えしました様にホームページを見て展示会場にお越し頂いて出会いが増えたわけですが、その方々からのアドバイスやリクエストを参考に更新を続けてホームページを充実させています。 1・2年ほど前からは「ブログは?」というお言葉を頂くことが度々ありました。 筆不精、日記を書くことも無く大人にな…
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